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Eleven Rackレビュー vol.3 -エフェクター編-

どうも、こんばんは。freakyです。
真夜中というか明け方?の更新ですな。


前回のレビューからまたちょっと時間が空いてしまいましたが、今回は再度Eleven Rackを取り上げますよ!

今回はアンプモデリング以外のエフェクター部分に着目し、どんなエフェクターが入っているのかを紹介します♪
PODやBOSSに比べると、内蔵エフェクト数は決して多くないんですが、それでも全部を取り上げるのはちょっと難しいので、個人的なお気に入りのものを中心に紹介させていただきます。


Eleven Rack

それでは続きへいってみましょう!


はい、というわけで、そのEleven Rackに内蔵されているエフェクターなんですが、詳しくはdigidesignのHPにも載っています。

ですが、それで終わってしまっては、このブログの価値が全く無くなってしまうので(笑)、今回もいくつかサンプル音源を用意しました♪
でも予め断っておきますが、今回のサンプル音源は全体的にちょっと短めです。
なので全然参考にならなかったらごめんなさい!(笑)

使用ギターは毎度お馴染みのSuhr Standardです。


それでは早速1つ目のサンプルにいきたいところですが、その前にこちらの写真をご覧下さい。

Eleven Rack

これはPro Toolsを立ち上げている時にPCのディスプレイ上に表示されるEleven Rack Windowというもので、Eleven Rackの細かい設定をマウスを使って行えるようになります。
写真中央より少し上に、エフェクトペダル等が並んで表示されているのが見えますでしょうか?

そこをアップにするとこんな感じです。(上の写真とは別設定です)

Eleven Rackサンプル

このように実際にペダルを足下に並べているような感じのグラフィックになっていて、Onにしているものだけ黄色に反転しています。
この画像だと、歪みとアンプシミュレーターとリバーブがOnになっているというわけですね。

一般的には、ペダルエフェクターは右がInputで左がOutputですが、Eleven Rack上では逆に表示されます。
その方が見やすいからでしょうね。

このペダルのグラフィックをマウスでドラッグ&ドロップすることで簡単に接続順を変更することも出来ます。
ワウを歪みの前後で入れ替える等、エフェクターの効きも当然変わってきます。

そして、この写真だと「MOD」のペダルにオレンジ色の枠がついているのが分かると思いますが、それがEleven Rack Windowの下半分に表示されるエフェクトになり、そこで細かいつまみの調整をすることになります。
最初の写真の場合は小さくて見づらいですが、AMPにオレンジ枠がついているので、下半分がアンプのグラフィックというわけですね。

また、ペダルの種類が表示されている下に、逆三角形の表示がありますが、そこをクリックすると同じ系統の中で使用するエフェクターの変更が出来ます。
例えば「DIST」は歪み系ですが、オーバードライブペダルからファズペダルに変えたい時には、そこをクリックし変更します。
そうすると当然画面上のグラフィックもそれに変更されます。


まずはその歪み系から見てみましょう。
Eleven Rackには3種類の歪みペダルのモデリングがされていて、オーバードライブ、ディストーション、ファズがそれぞれ入っています。


では、最初のサンプルはGreen JRC Overdriveというオーバードライブです。
これまでのサンプル音源にも何度か使っていますね。

TS808


こんな感じのグラフィックで、見て分かるようにIbanez TS-808のモデリングです。
他のペダルもそうなんですが、ペダルのフットスイッチ部分をマウスでクリックするとOn/Offを切り替えれるのが面白いです♪
因みにLED部分をクリックしてもOn/Offが切り替えられます。

サウンドはこんな感じです。




これ以降の音源もそうですが、エフェクターの設定は基本的に写真の通りです。
つまみの位置が見にくい場合はクリックしてもらえば大きな画面が開きます。

今回はゲインを0に絞って、レベルを最大にするブースターセッティングです。
前半はOff、後半にOnにしています。
かなり音色に変化がありますね~。
実際のチューブスクリーマーもそうだと思いますが、所謂クリーンブーストではないので、高域と低域を切って中域を盛り上げた感じのサウンドになります。
このGreen JRC Overdriveはアウトプットレベルがそんなに大きくないので、このセッティングではブーストしてもゲインはそこまで上がらないかなという感じですね。

因みに今回のセッティングは前回のレビューの際の’82 Lead 800と全く同じセッティングです!
工夫してねぇ~(汗)


では気を取り直して次はBlack Op Distortionというディストーションペダルを見てみましょう。

Black Op Distortion


Pro CoRatをモデリングしたものですね。
現在一般的なRat2ではなく、オリジナルのRatをモデリングしています。
通常のペダルではトーンコントロールに当たるのが中央のCutつまみですが、これは現行Ratにもあるフィルターと同じ効果で、時計回りにするほど高域をカットする作用になります。

サウンドはこんな感じです。




単純にクリーンなアンプにペダルの歪みを乗せてみました。なかなかハイゲインなペダルですね。
アンプは'64 Black Panel Lux Vibratoを使用しています。
俺は現行のRat2しか弾いたことないんですが、感触は結構似ていて、ローミッドが強めのちょっとモコモコしたトーンが特徴的です。
しかし、Cutコントロールでそのモコモコ具合もある程度コントロール出来るので、結構融通が利きます。
Rat2は俺にはちょっと使いにくいペダルだな~と思ったんですが、コレはなかなか良いです♪

でも、ハイゲインなアンプモデルが他に入っているので、あまり活躍の機会は無いような?


因みにEleven RackにはファズのTri Knob FuzzというElectro-Harmonix Big Muff Piのモデリングも入っているんですが、俺はあまり好みではなかったので、今回はサンプル無しです。
すみませんm(_ _)m


ではお次はコンプレッサーを見てみましょう。

Eleven Rackにはコンプペダルは1つだけ入っています。
こんな感じのグラフィックです。
コンプ

Grey Compressorというネーミングとこのグラフィックから、コンプ好きなら元ネタが何か分かるでしょうね。
そうです、Ross Compressorですね。
有名なKeeleyをはじめとして、今は様々なエフェクトメーカーがこのROSSのコンプを元にコンプレッサーを製作していますね。
元々はMXRのDynacompを元に作られたペダルらしいんですが、そのDynacomp同様2つのつまみのみのシンプルなモデルです。
因みにこのブログでも紹介したBambasic Master Compressorは市場に多く出回っているROSSクローンとは異なり、オリジナルの回路になっているらしいので、ROSS系ばかりでつまらないと思っている方がいたらそちらもチェックしてみて下さい♪

サウンドはこんな感じです。




アンプは先ほどと同じ'64 Black Panel Lux Vibratoです。
同じセッティングのまま、Off→On→Off→Onの順です。
ちょっとノイズが多い感じですね。
俺の部屋の環境のせいも多分にあると思いますが、それでもノイズレスなタイプではないと思います。

つまみは2つしかないし、あまり使いやすいエフェクターではないかなと思います。
これなら先述のMaster Compressorの方が遥かに使い勝手は良いです♪
音色はお好みですが、Pro Tools上で使うことはあまりないエフェクターかも知れませんね。
プラグインのコンプの方が優秀だろうし。



お次はC1 Chorus/Vibratoというコーラス/ビブラートです。

コーラス

このルックスからも分かるように、Boss CE-1 Chorus Ensembleのモデリングですね。
Roland JC-120はおそらくほとんどのギタリストが弾いたことがあるアンプだと思いますが、あのアンプに内蔵されているエフェクターをペダルにしたBOSSを代表するペダルの一つです。
ビンテージペダル市場でもかなり高い評価を受けていますね。

オリジナルモデルは4つのつまみがありましたが、このモデリングではレベルコントロールは省略されたようです。
ビブラートの方はDepthとRateの2つ、コーラスの方は名称の無いつまみが1つだけ、というこれまたシンプルなペダルですね。
コーラスの方のつまみを上げると、深さと速さが両方とも上がるので、Depth兼Rateのような役割ですね。
ビブラートの方はそれらをちゃんと分けて設定することが出来ます。

サウンドはこんな感じです。




アンプはまたもや同じ'64 Black Panel Lux Vibratoです。
Off→Chorus→Vibratoの順で弾いています。

コーラスは結構好みのサウンドです♪
つまみは12時の位置ですが、深すぎず浅すぎずといったところでしょうか。
ビブラートも使いようによっては良いかも知れません。
ただ、特にコーラスの方は細かい調整が出来ないので、色々な曲にフィットさせようと思うとちょっと苦労するかも知れないですね。
まぁ実機がそうなんだから、つまみが少ないのは仕方ないですけど...



どんどんいきます!
次はフェイザーですね♪

フェイザー

MXR Phase 90をモデリングしたOrange Phaserというエフェクターです。
オリジナル同様のつまみ1つという非常にシンプルなフェイザーです。
Phase90というペダルは様々な時代に作られていて、それぞれでサウンドが違うようですが、Eleven Rackに入っているのはScript Logoと呼ばれる、モデル名等が筆記体で表示されているもの(勿論リイシューではなくオリジナルモデル)をモデリングしたとのことです。

サウンドはこんな感じです。




ちょっとVAN HALEN風(?)を意識しましたw
アンプは’82 Lead 800を使用しています。
Off→Onの順ですが、つまみを写真の位置で弾いた後、12時の位置まであげてもう一度弾いています。
つまみ1つの単純明快なエフェクターですが、お手軽にエディー風に出来るので結構気に入ってます。
クリーンのカッティングに掛けてもいい感じですよ♪←じゃあそのデモも用意しろよってね(汗)



では次は、ちょっと変わり種の(と言っても定番ですが)ロータリー・スピーカーをシミュレートしたRoto Speakerです。
ロータリー

所謂ドップラー効果(何か懐かしい響きw)というものを利用して音の揺れを作り出すもので、オルガンなんかによく使用されるようです。
その名の通り本来はスピーカーなのでデカクて重いんですが、その効果をシミュレートしたペダルも幾つか販売されていますね。
BOSSのRT-20というツインペダルシリーズのものや、HUGHES&KETTNERのTUBE ROTOSPHEREは有名なのではないかと思います。

このRoto Speakerもそういったロータリー・スピーカーのモデリングなんですが、全部で8種類のタイプが入っていて、好みに合わせて細かく設定が出来るようになっています。

俺はあんまり使わないので、上手く使えているか微妙なんですが、サンプルを聴いてみて下さい。




アンプは'64 Black Panel Lux Vibratoです。
ロータリースピーカーのタイプは122というのをチョイスしました。
バイパスで一度弾いた後にOnにしているんですが、スピーカーの回転速度をSlow→Fast→Brake(停止という意味)の順に切り替えています。
よく聴いて頂くと、SlowからFastに切り替えた時にはいきなり速くなるのではなく、徐々に速くなっていくのが分かると思います。
逆にFastからBrakeにした時は徐々に止まっていきます。

コーラスやフェイザー等とはまた違ったモジュレーション感で、空間系と合わせれば幻想的なサウンドも出せそうですね。
じゃあそのサンプルも用意しろ!ってね(汗)


では、次が最後のサンプル音源です。

ディレイ

歪み系と並んで定番のエフェクターであるディレイですね♪
人気の高いアナログディレイであるElectro-Harmonix Deluxe Memory ManをモデリングしたBBD Delayというエフェクターです。

オリジナルの方は何度かモデルチェンジしていて、外観やつまみの数等が異なっているようですが、このBBD Delayは5つのつまみが付いていて、更に2つのミニスイッチも付いています。
また、オリジナルモデルのディレイタイムは15-400msでしたが、このBBD DelayはExpanded DelayというミニスイッチをOnにすると、かなりのロングディレイまでイケるようになっています。
スイッチOffなら32-400ms、Onなら128-1600msの間で設定出来ます。
ここら辺はデジタルモデリングならではといったところですね。

実際にサウンドを聴いてもらうとこんな感じです。




アンプは'89 SL-100 Crunchを使用しました。
リードギターにディレイを掛ける当たり前過ぎるやり方ですね(汗)
リバーブも少し掛けてます。
前半はリバーブのみ、後半はディレイOnで、最後はちょっとふざけてみました(笑)
アナログディレイならこれが一つの肝になる、発振ですね♪
これはFEEDBACKとDELAYをマウスでグリグリいじってます(笑)
ちょっとシュールですね(笑)

本物のような味は無いかも知れませんが、ギミック的に使うぐらいは出来るかな?



以上が今回のサンプル音源になります。
少しは参考になりましたでしょうか?

また、今回はサンプルを録っていませんが、他にはこんなものも入っています。

EQ
バイブワウ

Graphic EQ、Vibe Phaser、Black Wahというエフェクトで、Vibe PhaserはUnivox Uni-Vibeを、Black WahはThomas Organ CB-95 Crybabyをモデリングしているとのことです。
Graphic EQの元ネタは特に無いみたいですね。
ユニヴァイブやワウはエクスプレッションペダルが無いとちょっと操作は出来ませんが、グラフィックをマウスでドラッグすればワウワウやることも一応可能ではあります(笑)

他にもテープエコーやフランジャー、そして勿論リバーブなんかも用意されていますが、ここまで見ても分かるように、多くはヴィンテージペダルのモデリングです。
なので残念ながら、俺はそのオリジナルモデルを弾いたことが無いので、似てるかどうかは何とも言えません。


また、冒頭にも書いたように、エフェクターの数自体はあまり多くないのが現状です。
必要最低限のみの装備といったところでしょうか。
マルチエフェクター系によくある変態系のエフェクターなんかは全く無く、定番中の定番が入ってるといった印象ですね。

Eleven Rackのみでライブをやる場合には、ちょっと物足りないかなと思う部分もあるでしょうが、ギタリストなら誰しもお気に入りのペダルの一つや二つあると思うので、必要なら外付けで使ってねということでしょう。
エフェクターはあくまでおまけ的な扱いで、メインのアンプモデリングやPro Toolsとの連動という部分に重きを置いているのだと思います。

まぁこの点が良いか悪いかは使う方次第ではありますが、俺はあまり奇抜なエフェクターを使うタイプではないので、ここに入っているものだけでも、とりあえずは事足ります。
強いて言うなら、コーラスならアナログコーラスとデジタルコーラス等、各エフェクトでそれぞれ2タイプぐらいずつは用意してくれたら良いなと思いますけどね。



というわけで、今回はこんなところで終了したいと思います!
次のEleven RackレビューはPro Tools上で使用する際の便利機能を紹介しようと思います♪


それではまた次回!!





Eleven Rack関連記事一覧
Eleven Rackレビュー vol.0 -序章-
Eleven Rackレビュー vol.1 -外観&基本操作-サウンドサンプル付き
Eleven Rackレビュー vol.2 -サウンドサンプル祭り-
Eleven Rackレビュー vol.4 -Pro Tools上での使用編-
Eleven Rackレビュー vol.5 -vs POD XT 前編-
Eleven Rackレビュー vol.6 -vs POD XT 中編-
Eleven Rackレビュー vol.7 -vs POD XT 後編-


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